この記事ではコンビニ5社(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ)のコンビニコーヒーで使用されている「コーヒーマシン」の違いを紹介しています。
コーヒーの味を大きく左右するコーヒーマシン。
各社とも違うマシンを使用していますが、どんな違いがあるのか?
そんな疑問をこの記事で解決していきます。
コンビニコーヒーマニアである僕が今回紹介するポイントはこちら。
・ドリップ方式とエスプレッソ方式の違い
・コンビニ5社のコーヒーマシンの違い
まずはドリップ方式とエスプレッソ方式の違いについて説明していきます。

ドリップ方式とエスプレッソ方式の違いは?
ドリップ式というのは通常のドリップコーヒーのように豆からそのまま抽出したコーヒーのこと。
対してエスプレッソ式は、短時間で抽出したコーヒーをお湯で割ってレギュラーコーヒーにするタイプのことを指します。
味ももちろん変わってきます。
ドリップ式は豆本来の味わいが濃厚に表れます。
エスプレッソ式はあっさりとした味わいが魅力的に感じられる事が特徴です。
さて、コンビニコーヒーのマシンについて、「セブンイレブン」から紹介していきます。

セブンイレブン
セブンイレブンは「富士電機」がメーカーの日本製マシンを使用しています。
抽出方式は「ドリップ」です。
セブンイレブンのコーヒーマシンには2種類あって、手動でボタンを押して入れるマシンと全自動ドリップマシンです。
・手動
・全自動
全自動マシンについて
タッチパネルで操作できるモニターがついています。
カップをレーザーで自動で認識する機能を備えていてコーヒーを下にセットするだけで、ホット・アイス・高級キリマンジャロブレンドの3種類を識別してくれます。
これのおかげで従来マシンによく見られた“押し間違い”を防ぐことができています。
押し間違いした時のショック感と申し訳なさを感じることはもうないのです…!
ただ、カフェラテだけは手動のマシンでしか入れられないのでカフェラテを買う際は押し間違いに注意です。

ローソン
ローソンのマシンは2種類あります。
・店員さんが入れる場合
イタリアの老舗コーヒーマシンメーカー「カリマリ社」のエスプレッソマシンです。
・セルフで入れる場合
マシンは「メリタ カフィーナXT6」です。
どちらも「エスプレッソ方式」です。
新マシンのメリタカフィーナXT6について
スペックが公式サイトに記載されていました。
・本体幅30cm、ミルククーラー幅18cm
・8.4インチTFT大画面タッチパネル
・ホットコーヒー(S)を約25秒で抽出
・カフェラテ(M)を約20秒で抽出
・簡単な自動クリーニングシステム
※現行マシンより清掃時間が1日20分短縮
・WiFi機能によるメニューの全店一斉改定、故障時の状態把握(実施予定
引用元:ローソン公式HP
モニターがついていてタッチパネルで直感的に操作できるので使いやすいです。
2017年9月以降の新店には標準装備されていて、既存店は2018年9月から切り替えていっています。
最近になって新しいマシンを設置している店舗も多くなってきたように感じます。
ローソンの特徴の一つであった「手渡し」はなくなってしまうのでしょうか…?

ファミリーマート
マシンはこちら。
抽出方式は「ペーパードリップ」です。
ファミリーマートだけマシンのメーカーのデータがなく、分かり次第更新します。
従来の“エスプレッソ“方式から“ペーパードリップ”方式に変更し、より豆本来の味を出せるようになりました。

ミニストップ
マシンはこちら。
抽出方式は「ペーパードリップ」です。
ミニストップはアペックス社製の「CSS-1」を2015年に新しく導入しました。
実は、この「CSS-1」はデイリーヤマザキが過去に使っていました。

デイリーヤマザキ
デイリーヤマザキは店舗の規模によって使用するコーヒーマシンも変えていて、下記の2種類のマシンを使用しています。
小規模店舗は「キューリグ社製K-cup」
こちらは「カートリッジ方式」を採用し、紅茶もこのマシンで入れることができます。
大規模店舗は「アペックス社製CS-1」
「CS-1」はドリップ方式とエスプレッソ方式の2種類を1台で抽出できる優れたマシンです。

まとめ
コンビニ各社のコーヒーマシンを紹介させていただきました。
最後に各社のマシンの情報をまとめた表を記載します。
抽出方式 | マシンのメーカー | |
---|---|---|
セブンイレブン | ドリップ | 富士電機 |
ローソン | エスプレッソ | カリマリ |
メリタ | ||
ファミリーマート | ペーパードリップ | データなし |
ミニストップ | ペーパードリップ | アペックス |
デイリーヤマザキ | カートリッジ | キューリグ |
ドリップ、エスプレッソ | アペックス |
エスプレッソ方式を採用しているのはローソンとデイリーヤマザキだけということが分かります。
今後もマシンはアップデートされていくでしょうから、そのたびに更新していこうと思います。
